介護職って、辞めたいと思っても、辞めるタイミングが難しいですよね。
介護業界はいつも人手不足。
辞めるなんて言ったら、
「人がいない今の時期に辞めるだと?」
と、周りから白い目で見られるんじゃないかと気にしたり。
「人手不足だから今はダメ。タイミングが悪い」とか実際に言われるかもしれません。
そんなこと言われたら、やっぱり今はタイミングが良くないかなと、あれこれ思い悩んだり。
そうこうするうちに他の職員が急に辞めちゃって、ますます自分が辞めにくくなってしまう。
あ~あ、また先を越されちゃった・・・。
みたいな。
気がつけばどんどん人手が少なくなり、自分ばかりが責任感を背負い込んで、いよいよ辞められなっていく。
一体いつになったら辞められるんだぁあ!
こんな事態にならないためにも、介護職を辞めるタイミングについて、一度考えてみましょう。
介護職を辞めるベストなタイミングとは?
結論から申し上げます。
介護職を辞めるベストなタイミングは、ありません。
ないんです。
そんなの。
でも、がっかりしないでください。
ベストなタイミングがないと言っても、いつまで経っても辞められないという意味ではありません。
逆です。
タイミングはいつでもあります。
「このタイミングがベスト」というのがないだけです。
確かに理想を言えば、スタッフがたくさんいる時が他としてはいいのかもしれません。
自分が辞めても人員的な影響は大きくありませんからね。
でも、実際には、スタッフがたくさんいるという状況はあまり期待できません。
これは介護業界の常識です。
だから、自分が辞めても問題ないくらい人員的な余裕ができるのを待っても、いつになるか分かりません。
いつ何人の新規スタッフが入ってくるかなんて、誰にも予想できないので。
結局、そのような周りの状況は自分で変えられるものではありません。
あなたにできることは、自分で自分の状況を変えていくことだけです。
自分で自分を動かすしかありません。
ですから、もしあなたが本当に今の仕事を辞めたいのであれば、周りの状況を気にして辞めるタイミングを探るのはもう終わりにしましょう。
本当にこの職場を辞めたい!
そう思った時です。
それが辞めるタイミングです。